この記事は、「色彩検定を受けたいけど、いきなり2級に合格できる?」、「色彩検定を独学するのにオススメのテキストや勉強法は?」と疑問に思っている方に向けて書いてます。
色彩検定2級ついて、私が飛び級して2級に合格した際に使った2冊の問題集、受かるための勉強方法について詳しくお伝えしていきます。
Contents
いきなり2級に合格できるの?
私は2020年11月に、初めて色彩検定を受けました。
受験しようと思ったのは、「趣味のフラワーアレンジメントや日常で役立ったらいいな~!」という理由でした。
その時心配だったのは、「3級を受けなくても、飛び級して2級から挑戦できるの?」、「2級は難しそうだけど、独学して一発で合格できるかな?」ということ。
けれど結果的に、いきなり2級を受けて一発で合格することができました。
つまり…
- 受験資格に制限はないので、どの級からでも受験できる
- 3級を受けなくても、一発で2級に合格するのは可能
なので、2級から受けようと思っている方も安心してください。ちゃんと勉強すれば、合格できますよ!
色彩検定2級とは
では、色彩検定2級はどんな試験なのか、基本的な情報について確認しておきましょう。
(色彩検定の公式ホームページを参照)
2級のレベルについて
まずは、2級のレベルについての確認です。
- 1級:プロフェッショナル向け
- 2級:実務に応用したい人向け
- 3級:初めて色を学ぶ人向け
3級では、「色」の表し方などの基礎知識、色の心理的効果、配色(色の組み合わせ)を考えるときに便利な色彩体系である「PCCS」について学習します。日常生活や趣味でも活かすことができます。
2級では、3級で学習する範囲に加えて、実務でも役立つレベルの色彩調和についても学びます。特に、ファッションやインテリア、景観色彩のカラーコーディネートの基礎についても勉強するので、応用範囲が広がります。
合格率
次に、合格率を見ていきましょう。2019年のデータはこちらです。
- 1級:44.7%
- 2級:67.4%
- 3級:74.4%
2級では、受験した人の7割近くが合格しています。
「合格率が7割なら、自分でも受かるかな?」と希望が持てますよね。
2級の試験はマークシート方式(一部記述あり)で、時間は80分。
合格ラインは満点の70%前後です。
試験が実施されるのは夏期(6月)と冬期(11月)の2回なので、受験のチャンスは意外と少ないです。
検定料
そして、大事な検定料についてです。
正直、他の検定と比べても検定料は高いです。
- 1級:15,000円
- 2級:10,000円
- 3級:7,000円
私が2級から受けようと思った一番の理由が、検定料の高さ!
3級と2級を両方受けて問題集も買うとなると、けっこうな出費になってしまいます…。
なので、「できるだけ費用を抑えて資格を取りたい!」と思い、2級を選びました。
おすすめの問題集2選
さて、受験が決まったら、テキストや問題集を買って勉強ですね!
わかりやすくて効率よく勉強できる教材をご紹介します。
私が使っていたのはこの2冊。
- わかる!色彩検定2、3級問題集
- 色彩検定 過去問題集2級・3級
どんな問題集なのか、なぜオススメなのか、1冊ずつ説明していきますね。
わかる!色彩検定2、3級問題集
1冊目は、「わかる!色彩検定2、3級問題集」について。
改訂版 わかる! 色彩検定2・3級問題集 [ 長谷井 康子 ]
左のページに問題、右のページにはその解説が書いてあります。一冊で内容もしっかりしていて、2級、3級の範囲を効率よく勉強できます。
ネットで調べたところ、これ1冊で合格したという方もいました。
「2級と3級、両方の問題集を買うとお金が…。教材代を節約して効率よく勉強したい!」そんな私のような方にオススメです。
色彩検定 過去問題集2級・3級
2冊目は、公式の過去問題集。
こちらは、1冊に2、3級の1年分(2回)の過去問が収録されています。
一発で受かりたいなら、過去問は絶対に買ったほうがいいです!
なぜなら、問題集だけでは本番の問題形式や、試験の全体像がわからないからです。
私が初めて過去問を解いたときは、「意外と問題数が多い!!」「問題集に載ってないのもあるし!」「デザインを見て、配色技法を記述する問題もあるのー?!!」と焦りました。
それでも過去問を解いていたおかげで、本番では落ち着いて問題を解くことができました。
受かるための勉強法
ここからは、問題集を使っての勉強方法についてです。
私はこの順番で勉強をしていました。
- まずは3級。問題集の解説を読んでから、問題を解く
- 次に2級。問題集の解説を読んでから、問題を解く
- 1と2を繰り返す
- 過去問を解いて実践練習
- 苦手な分野を問題集で復習
- また過去問を解いて総復習
知識がないと、いきなり問題を解こうとしても難しいです。
なので、まずは問題集の解説を読んでそれぞれの分野の内容を理解。それから問題を繰り返し解いていきました。
最初は意味が分からなくても、3級と2級の範囲を何度か繰り返していると、少しずつ頭に入ってきます。
そして一通り問題が解けたら、過去問で腕試し。
過去問を解くと自分の苦手な分野がわかるので、そこを集中的に復習していきました。
まとめ
色彩検定は、どの級からでも受験ができます。しっかり勉強すれば、いきなり2級に合格するのも難しくありません。
それでも、問題集と過去問を繰り返し解くのは必須です!
2級の受験料は10,000円と高く、受験できるのは6月と11月の2回のみ。
1回で受かるように、計画的に勉強をして試験に挑みましょう!応援しています^^
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